看護師の試用期間の延長に飛び交う憶測&疑問!それってクビ?違法?

看護師の試用期間の延長に飛び交う憶測&疑問!それってクビ?違法?

看護師が試用期間を延長された場合、色々な憶測や疑問が生まれるのは当然です。

 

ただでさえ人手が足りないと言われている看護業界です。

とにかく看護師が欲しいはずなのに、試用期間の延長って…。

 

「試用期間の延長って言われた!もしかして私クビになる?」

「試用期間の延長なんて納得できない!これって違法にはならないの?」

 

すぐにでも解決したい、この憶測と疑問。

 

結論から申し上げると…

  • 必ずしも『試用期間の延長=クビ』ではない
  • 『試用期間の延長=違法』ではない

 

それぞれ詳しくご説明します!

 

看護師が試用期間を延長されてもクビではない!むしろその逆!

 

看護師が試用期間を延長された場合、多くの人が抱く「これってクビに一歩近づいた?」という憶測。

冒頭でもご紹介したように、必ずしも『試用期間の延長=クビ』ではありません

 

そもそも、試用期間中に採用側がクビにできるケースというのは、限られています。

労働基準法第21条によると、『試用期間14日以内であれば、会社は即日解雇が可能』とされています。

 

逆に言うと、14日が過ぎてしまえば、簡単に解雇はできないということ。

試用期間を延長されたということは、とっくの昔に14日は過ぎた状態ですよね。

 

だから、解雇するためには、本採用の看護師と同じ手順を踏む必要があるわけです。

 

本採用の看護師を解雇する場合、まず必要になるのが『合理的な理由』

例えば、極端な能力不足や勤務態度が悪すぎるといった事例は、この合理的な理由に相当します。

 

「あなた気に入らないからクビね〜」なんて曖昧な理由で解雇するのはダメ

正当な解雇理由なしにクビにはできないということですね。

 

そして、労働基準法によると、『解雇する場合、30日前の解雇予告または、最低30日分の平均賃金である解雇予告手当を受ける権利がある』とされています。

 

つまり、少なくとも解雇する30日前までには、クビを予告しておく必要があるということ。

もしも、試用期間にクビにする可能性があるのであれば、試用期間が満了する30日前までには、予告があるはず。

 

その予告がなく、試用期間の延長を言い渡されたということは…

逆に「今の段階であなたをクビにする予定はありませんよ〜。」という意思表示とも捉えられるわけです。

 

だから、必ずしも『試用期間の延長=クビ』ではないということですね!

 

…とは言うものの、「万が一クビなってしまった場合はどうしたら…」

その不安、よくわかります。

 

そんなあなたにオススメの記事をご紹介します。

ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

看護師の試用期間の延長は3つの要件を満たせば違法ではない!

 

看護師が試用期間を延長された場合、次に気になるのは違法なのか否か?ということ。

この答へは『NO』です。

 

ただし、試用期間の延長をする際は、3つの要件を満たす必要があります。

言い換えると、この3つの要件をすべて満たしていれば、違法ではないということ!

 

その3つの要件をご紹介しましょう。

 

要件①試用期間の延長に合理的な理由があること

合理的な理由とは…

  • 無断欠勤や遅刻が多い
  • 勤務態度や業務に支障が出る能力不足を指摘しても改善されない
  • 延長した期間で指摘した点が改善されるかを採用側が確認したい
  • 入院や通院により勤務日数が極端に少ない
  • 経歴詐称があった

 

こうしたケースでは、試用期間の延長が検討されます。

 

無断欠勤や業務に支障が出るほどの能力不足なんて、『レッドカード』

真っ先にクビの対象にもなりそうなものですよね。

 

そんな看護師にとっては、「首の皮一枚繋がった〜」というような救済措置でしょうか。

でも、試用期間を延長することで恩恵を受けているのは、採用側も同じ

 

看護師は慢性的な人手不足です。

極端な能力不足や勤務態度の悪さが目立つ試用期間中の看護師とはいえ、採用側としても、辞めて人手を失うのは避けたいところ。

 

なんとかして使える看護師にならないかと模索するわけです。

 

「合理的な理由があるから、あなた試用期間延長ね!」と言いながら、人材を引き止める手段になっている場合もあるということですね。

 

要件②就業規則に試用期間延長の記載があること

試用期間を延長する場合は、あらかじめ就業規則に、『延長の可能性』が記載されている必要があります。

ですから、試用期間の延長を言い渡された際は、必ず就業規則を確認するようにしましょう。

 

要件③試用期間の延長について双方の合意があること

試用期間を延長するためには、双方の合意が必要になります。

採用側が一方的に、「あなたの試用期間、あと3ヶ月延長ね〜。」というのはダメということ。

 

この要件を覚えておくだけでも、試用期間の延長措置に物申すことはできそうですね!

 

…とは言うものの、試用期間の延長を宣告された時点で、「不本意!もうこの職場にいたくないな…」と感じる看護師も少なくないはず。

「即時退職したくても、退職には法律が絡んでるみたいだし…」

 

そんなあなたにオススメの記事をご紹介しましょう。

「看護師が試用期間中に即時退職は不可能?3つの手段で可能になる!」<リンク>

 

こちらも合わせて、参考にしてみて下さいね!

 

 

看護師が試用期間の延長を言い渡されたとき、取るべき3つの行動とは?

 

看護師に試用期間の延長を適応するためには、3つの要件を満たしている必要があることがわかりました。

では、もしも試用期間の延長を言い渡されたとき、どんな行動をとるべきなのでしょうか?

今回ご紹介するのは、『3つの行動』です。

 

行動①延長の理由を聞く

延長の理由が、『合意的な理由』でなければ、必要要件を満たしません。

漠然とした理由であれば、反論できるわけですね。

 

しかも、フワッとした理由で延長を宣告してくる職場はブラックな可能性が高い

ブラックな職場か否かを見極めるためにも、試用期間の延長理由を聞くようにしましょう。

 

行動②就業規則を確認する

これは先ほどご紹介した通り!

就業規則に試用期間の延長について記載がなければ、要件を満たしていないということになります。

 

行動③延長の期間を確認する

看護師の試用期間は、1〜6ヶ月が一般的です。

もし、『試用期間+延長期間』が、この6ヶ月を超えるような延長を持ちかけられるのであれば、その職場はブラックな可能性が高い

 

本来であれば、試用期間と言っても、基本的に給料や待遇は本採用の看護師と同等のはず。

ただ、特にブラックな職場では、試用期間中の給料を低めに設定している場合が多いんです。

 

ブラックな職場は、看護師を大切にはしてくれません。

「安い給料で看護師を留めておけるなんてラッキー♪」

「もっと有能な人材が入ったら、あの看護師は試用期間中だしクビにすればいいや〜♪」

 

ブラックな職場か否かを見極めるためにも、延長期間を確認することは大切ということですね。

 

 

看護師が試用期間の延長を言い渡されたら、転職という手段もある!

 

看護師が試用期間を延長されたからといって、必ずしもクビになるとは限りません。

だから、その職場に残りたければ残ってOK

 

でも、その決断はよ〜く考えてからするようにしましょう。

 

試用期間の延長を言い渡されてまで働き続けることに抵抗はありませんか?

試用期間の延長理由に納得ができていますか?

本当にその職場はブラックではありませんか?

もしもブラックな職場と確信しているなら、試用期間を延長してまで働き続けるメリットはありますか?

 

一つでも腑に落ちない点があるなら、早めに転職

看護師は、転職先に割と困らない職種です。

 

「でも、試用期間中の辞め方ってよくわからない…」

 

そんなあなたにオススメの記事があります。

 

「辞め方はわかっても、やっぱり試用期間中に転職したら心象悪くない?」

 

そんな時こそ、看護師転職コンサルタントの活用がオススメです。

試用期間中でもスムーズに転職できるようサポートしてくれますよ!

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