年配の看護師が苦手というあなたに吉報です。
苦手意識克服の方法があるんです!
20~60代の看護師が混在する職場で、価値観が合わないというのはよくあること。
絶対理解できん!苦手!
年配の看護師に歩み寄ることなんてムリムリ~と諦めている方も多いかもしれませんね。
でもそれって患者様のためになっていますか?
看護師の仕事は患者様あってこそ。
年配の看護師が苦手でも、歩み寄る方法をご紹介しましょう!
苦手な年配の看護師と歩み寄るのは、患者様のため!
年配の看護師が苦手…という理由は何でしょう?
「考え方もやり方も古い!」
「一言余計!」
「私の時代は~って聞き飽きた!」
若い看護師の思いを代弁すると、確かにキリがない…。
患者様の中にも、年配の看護師の傲慢な態度に心を痛めている方がいますよね。
私も現場で患者様から聞いたことがあります。
「あの人なんで偉そうなの?私だって好きで病気になったわけじゃないのに。」
こんなことが続けば、年配の看護師に対する見方が変わり苦手意識を持っても仕方ないかもしれません。
価値観が違えば衝突が起きるのは当然です。
それでも看護師は、ドロドロした女性中心の社会。
年配の看護師が正しい的な風習が色濃く残っている職場も多いでしょう。
だから…
絶対理解できん!苦手!
若い看護師が、歩み寄ること自体を拒否する気持ちわかりますよ~。
でも…年配の看護師には尊敬できる部分がイッパイあるのも事実です。
目と耳を塞いだ状態では、その情報は入ってきません。
患者様の異変に気付くポイントは何でしょうか?
血液データ?
モニターの値?
顔色?
確かに観察項目としては正解です。
でも年配の看護師には、もう一つの視点があります。
「なんか変。」
これは長年経験してきたからこその勘。
これは若い看護師では到底かないません。
私も感じた覚えがあります。
この先輩は、なんでこんな気づきができるんだろう?
年配の看護師は、若い看護師とはちょっと違う視点で患者様を看ているのかもしれないな~。
その視点を学んで看護観に取り入れる努力をすることは、自分自身を成長させてくれるとわかっているはずなのに、何故か意固地になってしまう。
何故か?
「年配の看護師が苦手だから。」
でも意固地になることは患者様のためになっているのか?
今一度考えてみてください。
歩み寄る努力の延長には、患者様への良質な看護提供があることを思い出して欲しいんです。
歩み寄る方法はあります!
塞いだ目と耳を開放できれば、年配の看護師の良いところに気付けるキッカケになるかもしれませんよ。
苦手な年配の看護師に歩み寄るための2つのステップとは?
苦手な年配の看護師に歩み寄るには、具体的にどのような方法があるのでしょうか?
2つのステップでご紹介します!
ステップ①:年配の看護師の看護をよく観察する
まずは見方を変えることが前提です。
人はどうしても悪い部分が目につくもの。
だから年配の看護師の看護を、ただ観察しているだけではも良いところに気付けません。
「あの先輩、また古臭いことやってるよ~。」
というスタンスでいる以上、良い気付きはできませんから。
次に、良いと感じたことは、迷わず年配の看護師に伝えましょう。
そしてその看護の根拠を聞いてみましょう。
自分では思いつかない、意外な答えが返ってくるかもしれませんよ!
年配の看護師も、自分の看護に興味を持っていると感じれば、少なくともあなたに対する見方が少しだけ変わるはずです。
これは歩み寄りの第一歩!
この積み重ねがステップ②に繋がります。
ステップ②:看護提供について話し合う場を設ける
ステップ①で、苦手な年配の看護師と距離を縮めたら、今度はいよいよ看護提供についての話し合いです。
ある程度距離が縮まっていれば、それぞれの意見も主張しやすいですよね。
正直歩み寄るには、言葉をぶつけ合って理解を深める方法が一番手っ取り早いです。
詰所会議やチーム会議など、公の場で話し合うのがポイント!
患者様のための業務改善となれば、職場全体の決め事にする必要があります。
話し合いの焦点は患者様への看護提供なわけですし、公の場で出された結論は、両者が守るべき約束になります。
若い看護師と年配の看護師との間で看護観が違うからといって一貫性がなかった業務に、一貫性が出るということですね。
これも立派な歩み寄り。
全ては患者様のために繋がっていますよ!
年配の看護師が苦手でストレス…そんなあなたは転職しよう!
苦手な年配の看護師に歩み寄る努力は、患者様のためとわかっていても…
やっぱ苦手!ムリ!
という方もいるでしょう。
人の好き嫌いを根底から変えるには、長い時間や大きなキッカケが必要ですから。
年配の看護師が苦手でストレスを抱えるのが辛い…
それならもう転職しちゃいましょ!
そのストレスは、同じ職場にいる以上変わりませんから。
看護師転職コンサルトを利用すれば、若い看護師が中心の職場を紹介してもらうことができますよ!