看護師が総合病院からクリニックに転職する場合、仕事内容が一気に変わるわけですから心配ですよね。
でも実は…
『そんなに心配ない!』
その理由も含めて、総合病院とクリニックの違いについてご紹介しましょう!
看護師の総合病院からクリニックへの転職でポイントになるのは○○!
看護師が総合病院からクリニックに転職するとなると、どんな心配事が思い浮かびますか?
「クリニックの仕事についていけなかったらどうしよう。」
「やりがいなくなりそう〜。」
「夜勤ないし、給料下がるだろうな…。」
生活スタイル含めてガラッと変わるわけですから、そりゃ〜実際に勤務してみないとわからないと心配になって当然。
ただ…
『そんなに心配ない!』
私は、総合病院の病棟経験と外来経験があります。
クリニック同様、外来も夜勤なしで業務内容はほぼ一緒。
確かに病棟勤務から外来勤務に変わったときは、同じように不安になりました。
しかし、その経験から言うと、病棟勤務ができる看護師であれば、基本的に業務についていけないということはありません。
もちろん、やりがいがないってこともありません。
やりがいを感じる内容が変わるというだけ。
その上で、向き不向き・好き嫌いはあると思います。
だから、総合病院からクリニックへの転職を考えている看護師は…
- 自分に向いている仕事なのか?
- 業務内容が好きになれるか?
これをポイントに考えると良いかもしれませんね。
まずは、総合病院とクリニックの仕事にどんな違いがあるのかを知るところから始めましょう。
違いがわかれば、向き不向き・好き嫌いも明確になりますから、クリニックへの転職も検討しやすくなりますよ!
看護師の総合病院からクリニックへの転職で参考にして欲しい6つの違い!
看護師が総合病院からクリニックへ転職する場合、『そんなに心配ない!』わけですが、まずはどんな違いがあるのかを知っておくのも大切。
大きく違うとすれば、病棟勤務ですよね。
今回は、総合病院の病棟とクリニックとの違いを、6つのポイントに絞ってご紹介したいと思います。
外来勤務とクリニックの違いは、こちらの記事を参考にしてみて下さい!
「クリニックから総合病院外来に転職した看護師はその違いに驚愕!?」<リンク>
病棟とクリニックの仕事内容の違い
病棟にはなくてクリニックにはある仕事
- レントゲン検査
- 内視鏡検査の介助
- 健診業務
- 事務処理や掃除など看護師の業務以外の雑務
病棟経験しかない看護師にとって、レントゲン検査や内視鏡検査の介助は不慣れで戸惑うことも多いかもしれませんね。
ただこれは…
慣れ!
実際には、それほど難しい業務ではありませんから、心配ご無用です。
病棟にはあってクリニックにはない仕事
- 腰に負担のかかる業務(オムツ交換や入浴介助など)
- 療養上のお世話
- 経管栄養管理
- 呼吸器管理
- Ope患管理
- 生死を分ける現場への立会い
療養上のお世話がほとんどないため、腰への負担がかなり違います。
腰痛に悩まされている看護師は多いですからね〜。
また、重症な患者様を受け入れることはほぼないため、比較的高い看護スキルを求められる場面も少ないでしょう。
病棟勤務に比べると、心身共に負担が軽減した!と感じる看護師は多いかもしれませんね。
病棟とクリニックのやりがいの違い
病棟
スキルアップを実感できたり、患者様の回復過程を確認できると、達成感を得ることでやりがいを感じることができますよね。
クリニック
特に忙しいクリニックの場合、仕事がスムーズに回っていることを実感すると、やりがいを感じることができるでしょう。
勤務スタイル
総合病院病棟 | クリニック |
2交代や3交代などのシフト制 パート雇用少ない | 日勤のみ パート雇用多い |
給料
総合病院病棟 | クリニック |
約480万円 | 約400万円 |
休日
総合病院病棟 | クリニック |
不定休 | 日祝休みの固定休 平日or土曜午後休などクリニックによって異なる |
人間関係の違い
総合病院
看護師の数が多いため、年齢層や価値観の違いから衝突することは多くなります。
また、他部門や家族看護でトラブルを抱えるケースも考えられます。
医師の数も多いため、関係性は、正直医師の考え方によって大きく左右されます。
「医者の指示は絶対!」という医師の場合は、当然心の距離も遠くなりますよね。
「看護師さんの意見も取り入れたい!」という医師の場合は、比較的コミュニケーションも密になりますから、良好な人間関係を築きやすいでしょう。
患者様との関係は、毎日同じ患者様と関わることで、トラブルになる場合もありますが、良好な人間関係が築けると、より近い存在として関わることができるでしょう。
クリニック
スタッフが少ないため、仲良くなればアットホームな雰囲気で働くことができます。
総合病院とは違って医師も少人数ですから、ワンマンでない限り、医師とのコミュニケーションも密になります。
ただ、雇い主である院長や院長夫人との関係が上手くいかなければ、仕事自体を続けるのも厳しくなる場合がありますから要注意です。
定期受診で通っている患者様とは、少しずつ信頼関係を築くことができるようになります。
関係が築けていることを実感すると、やりがいを感じることができるでしょう。
総合病院からクリニックへ転職する看護師で給料が心配なら○○!
看護師の総合病院からクリニックへの転職で参考にして欲しい、6つの違いをご紹介しました。
「これなら自分に向いてる!」
「この仕事内容なら好き!」
クリニックの仕事で、こんなふうに思えるポイントはありましたか?
向き不向き・好き嫌いが明確になったら、転職も『そんなに心配ない!』と少しは思えるようになったかもしれませんね。
ただもう一つ気になるポイント…
「夜勤ないし、給料下がるだろうな…。」
こんな心配をしている方は、看護師転職コンサルタントを利用してみてください。
クリニックでも給料の高い職場を紹介してくれますよ!