看護師の試用期間中の解雇はラッキー!?取るべき4つの行動とは?

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看護師の試用期間中の解雇はラッキー!?取るべき4つの行動とは?

看護師で試用期間中に解雇されてしまった人は、「お先真っ暗…この先どうしたらイイんだろう…」と悩んではいませんか?

 

そもそも看護師は、あまり試用期間というものを強く認識しない職種かもしれませんね。

看護師不足の時代ですから、自分から退職を選択しない限り、『クビ』とは無縁のような感覚になっているのかもしれません。

 

でも、実際にあなたのように試用期間中に解雇されたというケースは存在します。

 

『クビ=最悪な状況』のように感じてしまうかもしれませんが、見方を変えると、試用期間中、もしくは試用期間終了後に解雇されるという状況はある意味『ラッキー』

 

何故『ラッキー』と言えるのか?

そして、試用期間中に解雇になった場合、どのような行動を取るべきなのか?

 

詳しくご紹介しましょう。

 

看護師の試用期間中の解雇はラッキー!その意味とは?

 

看護師が試用期間中に解雇されるという状況は、ある意味ラッキー

何故こんなことが言えるのでしょうか?

 

この謎を紐解くには、まず試用期間中の解雇問題について知っておく必要があります。

 

試用期間とは、言わばお試し期間。

採用した看護師が問題なく働けるかを判断するための期間です。

 

実は、労働基準法第21条によると、『試用期間14日以内であれば、会社は即日解雇が可能』とされています。

だから、万が一2週間以内にクビを宣告されたとしても、法的に文句を言うことはできません。

 

ただ、ここからが重要!

試用期間14日を過ぎた場合、あなたの扱いは正社員と同様です。

つまり、試用期間中とは言え、正当な理由がない限り、簡単に解雇はできないということ。

もしも正当な理由なしにクビにした場合は、不当解雇となります。

 

じゃあ、正当な理由とは何か?

 

一つは、勤務態度が悪い場合です。

  • 無断欠勤
  • 度重なる遅刻

 

これは、勤務態度が悪いと判断されて解雇されても仕方がありませんね。

 

もう一つの理由は、極端に能力が不足している場合です。

業務に支障がでるほどの能力不足は、解雇の理由になってしまいます。

 

看護師にとって、業務に支障がでるほどの能力不足とは何でしょうか?

 

例えば、医療事故を頻発したり、採血すらできなければ、能力不足と判断されるかもしれません。

でも、こんな状況はよっぽどのことがない限り考えられません。

 

しかも、今は看護師不足の時代です。

責任ある仕事ができなくても、採血ができなくても、役割はたくさんあります。

逆に、オムツ交換や入浴介助、処置係など、この役割ができる看護師がいなければ業務に支障が出るというのも事実。

 

役割が多岐に渡る看護師という職種において、『極端な能力不足』で解雇というのは、漠然とした理由でしかないんです。

 

つまり、正当な理由もなく試用期間中に看護師を解雇する職場というのは、『ブラック』な可能性が高い

 

ブラックな職場に勤め続けても良いことはなし!

  • 待遇が悪い
  • 理不尽な業務を強いられる
  • 退職したい時に強い引き止めに合う

 

そんなブラックな職場から、「事前に開放された!」となれば、ラッキーだとは思いませんか?

もっとクリーンな職場はいくらでもあります。

そんなクリーンな職場で働ける可能性が広がったということ。

 

だから、前向きに捉えましょう!

 

では実際に、試用期間中に解雇になった場合はどのような行動を取るべきなのでしょうか?

次項で詳しくご紹介します。

 

 

看護師が試用期間中に解雇になった場合、取るべき4つの行動とは?

 

看護師が試用期間中に解雇になった場合、どのような行動を取るべきなのか

今回ご紹介する方法は4つ!

 

何故クビになったのかを聞く

クビになった理由を聞くことで、解雇の理由が正当か否かを判断することができます。

もしも漠然とした理由だったり、ごまかしたりするのであれば、法律を盾に申し立てという道もありますよね。

 

解雇予告手当をもらう

労働基準法では、『解雇する場合、30日前の解雇予告または、最低30日分の平均賃金である解雇予告手当を受ける権利がある』と定められています。

 

先ほど、クビなった理由を聞く方法をご紹介しましたが、一度関係が崩れてしまえば働き続けたいと考える看護師の方が少ないかもしれません。

 

せめて、「貰えるものは貰ってやる!」ということですね。

 

労働基準監督署に相談する

『労働基準監督署=労働者の味方』というイメージが強い方もいるかもしれません。

だから、解雇の理由を聞いてそれが不当だった場合、解雇の撤回に尽力してくれそうな気もしますよね。

 

しかし、あくまで労働基準監督署の役割は、労働基準法に反した労働実態への改善指導です。

だから、解雇が撤回できるというわけではありませんし、不当解雇している職場を摘発!なんてことにもなりません。

 

ただ、もしも職場側が解雇予告手当の支払いを渋った場合、指導はしてくれます。

 

また、ブラックな職場にとっては、指導が入った時点で「目をつけられたかも!」となるわけですから、万が一不当解雇だったとしたら、ちょっとした仕返しにはなるかもしれませんね!

 

次の職場を探す

看護師はどこも引く手あまたの職種。

試用期間中の解雇をずるずる引きずる必要はなし!

 

あなたを必要としている職場はたくさんありますから、キレイサッパリ次の職場探しをしましょう。

 

 

看護師が試用期間中に解雇になったら転職コンサルタントを活用しよう!

 

看護師が試用期間中に解雇された場合の行動には、4つの行動があることをご紹介しました。

中でも、注目して欲しいのは、最後にご紹介した『次の職場を探す』という行動。

 

ただ、試用期間中に解雇されたことで、転職活動に不安があるという方も多いかもしれません。

「転職しても、また解雇されたらどうしよう…」

「解雇された看護師を採用する職場なんてあるのかな?」

 

そんな時は、看護師転職コンサルタントに相談です!

試用期間中の不当解雇とは無縁のクリーンな職場も紹介してくれますから、ぜひ一度利用してみて下さいね。